香ばしい曖昧

成瀬郁の備忘録

こんにちはPMS

 

メンタルの調子がわるい。例によってPMSだ。

ああ、ほんとうにすべてを放棄してしまいたい。引っ越しの準備も、全然進まない原稿も、わたしに興味がなさそうな恋人も。すべて綺麗に消えてくれればいいのに、と思う。でも、それもあまりに自分勝手か。わかりました、ええ、わたしが消えましょう。それでいいでしょう?そんなかんじ。

 

この悲しみ、やるせなさ、絶望、ままならなさ、憎しみ、そんなものをないまぜにしたこの気持ちを、わたしはひとりで抱えるしかない。恋人に弱音を吐きたいところだけど、こんなしょーもないことで彼に頼ってはいけない、と思い直す。ほんとうは少しでも嫌われたくないだけだけれど。

 

ああ、わたしはどうしてあの子じゃないんだろうな。まあそんな考えは馬鹿げている。だってあの人は無類の飽き性でしょう。よくて半年。良くも悪くも長くは続かない。そしてそれはわたしとの関係もおなじ。刺激を求めている限りもう先には進めないんじゃないかしら、とわたしなんかは思うんだけどね。

 

そうだ、彼がたまにする橋本治みたいな言い回しは好きだな、可愛くって。

 

おやすみ