香ばしい曖昧

成瀬郁の備忘録

20220103 三日坊主の四日目

ふと思ったんだけどさ、わたし文章って真夜中にしか書けないんだよね。短歌は好きな男に会わないと作れないし、いや作れないわけではないんだけど、なんのインスピレーションもわかない。好きな男に会っているときは、それはもう短歌の素材がたっくさんで、次々に題材が思い浮かんでコソコソとSlackにメモしてた。

 

というわけで、いま午前2時。

子どもの頃は、午前2時といえば丑三つ時で、こんな真夜中にトイレに起きようものなら、幽霊が出るんじゃないかと怖くて怖くてたまらなかった。それがいつからか、午前2時といえば踏切に望遠鏡を担いでいく時間なのだと認識してからは大丈夫になった。もとおさんには感謝してもしきれない。

 

そういえばわたしには、太陽が出ていない時間しか息ができない時代があったな。辛くて苦しくて焦燥感がすごくて、でも好きな男とふたりきりであまりにも甘美な時間だったな。

 

そんなことも、もうなんの痛みもなく懐かしく思い出せる。この男とは、恋人としてはもう別れてしまったけど、いまでもふつうに友達をやっている。たぶん腐れ縁というんだろう。正月に久しぶりに家族全員実家に集まったからって集合写真を送ってくるくらいには、まだ信頼されているらしくて笑ってしまう。

 

そうそう、んで何が言いたかったかというと、真夜中にしか文章を書けないわたしだから、この日記もお正月が終わると同時に終わってしまいそうっていう話。新年から三日坊主とは、さすがになんか縁起が悪そうだから、まあ4日くらいは頑張ろうかな。

 

一応日記っぽいことを書いておくと、スペースで角田光代さんのエッセイを朗読したらフォロワーが即買ってくれて嬉しかった。DAZNに登録してサッカー見たのが想像以上におもしろかった。たしか日付け超えてたから、ちゃんと1月3日の日記…だよね?ふふ。

 

それじゃあおやすみ。